「目の健康 意識調査」をファイザー株式会社が実施
ファイザー株式会社が、一般生活者の「目の健康」に対する意識を明らかにするため、2007月04月06日~08日に、40歳以上の男女7,521人を対象にしたインターネット調査を行いました。
この調査では、「強度近視」が緑内障・NTG(正常眼圧緑内障)の危険因子になるという、疫学調査の解析結果を受け、近視の人と近視ではない人の中で、目の健康、および緑内障・NTGに対する意識の違いについて調べました。
年に1回以上眼科を受診する人の割合は、近視の人が27.0%(1,303/4,820人)で、近視ではない人の19.4%(470/2,437人)に比べ7.7ポイント上回っているものの、受診の理由は「眼鏡・コンタクトを使用している、または作るため」が47.8%(1,786/3,733人)と最も多く、「目の異常や病気はないが、検査を受けるため」と回答した人はわずか16.8%(626/3,733人)で、近視ではない人の割合(23.2%、337/1,454人)を下回っています。近視の人は眼科に行く頻度が高いものの、眼科疾患などの「検査」を目的として受診する人が少ないことがわかります。
NTGは日本で40歳以上の28人に1人が罹患していると言われており、自覚症状が現れにくいのが特徴です。多くの人が日常生活で「本や新聞の文字が読みにくく疲れることがよくある」(54.0%、4,065/4,641人)など、緑内障・NTGの自覚症状の可能性がある症状や状態を経験しているものの、「目の病気」を疑う人は7.8%(361/4,641人)にとどまっており、そのうち「緑内障」を疑った人は21.9%(79/361人)でした。日常生活で、「文字が読みにくい」、「階段の段差がわかりにくい」などの何らかの症状や状態を経験した人(4,641人)のうち、原因として「目の病気」、さらに「緑内障」を疑った人の割合は、わずか1.7%という結果となります。
近視の人は近視でない人に比べ、眼科を受診し眼科医と面談する頻度が高く、目の疾患について相談できる、あるいは緑内障・NTGの検査を受けられる機会も多いといえます。NTGの早期発見により中途失明を防ぐため、病気の内容、検査や治療法について、近視の人も含め一般 生活者の理解をさらに深めると同時に、緑内障・NTGの検査を目的とした眼科受診の重要性を、より一層訴えていくことが必要であるでしょう。