動体視力とは?
日常の生活では、止まっている物を見るだけではありません。まわりの状況は絶えず動いているので、一般社会において、動いているものを視線をはずさずに追い続けられる能力が問われます。
とくにスポーツの世界では、この「動いているものを視線をはずさずに追い続けられる能力」が特に重要とされています。その能力が動体視力と呼ばれるものです。
動体視力とは、移動する一つの目標物を連続して追い続ける眼の能力をいいます。
車を運転したり、歩行者として道を歩いたり、スポーツをしたりと、一般社会の生活において、周りの物体は常に動いているものばかりです。この動いている物体を見極める場合に、静止視力 とは違った動体視力が要求されるという考えがあります。
野球選手やカーレーサー、格闘家など、コンマ何秒の世界で動く物体を見極めなければならない人にとっては、高い動体視力が必要とされているとともに、一般人より動体視力が優れたスポーツ選手は多数存在しています。
2つの動体視力
動体視力は、動きの種類によって2つに分けられます。1つは、直線的に前方から近接する目標を確認できる能力である縦方向動体視力(KVA)。もう1つは、左右に動くものを認知する能力である横方向動体視力(DVA)です。
しかし、動体視力については、まだその特性が医学的に解明されておらず、測定基準も確立されていないのが現状です。